特濃 オヤジの素

♪飲ませてください もぉ少しィ~♪





映画監督の高林陽一氏が亡くなったみたいですね。


詳しくは以下のURLをクリック↓
http://www.asahi.com/obituaries/update/0715/OSK201207150138.html


 私、映画のことは全然詳しくないし、高林氏についても個人的な思い入れは限りなくゼロなんですけど、この御仁が、かつて横溝正史の『本陣殺人事件』を手掛けたことがあるのをご存知の方も多いことと思われ・・・・・なワケないですよね。
 でも、もしこの本陣殺人事件が映画化されなければ、或いはそれが(そこそこ)ヒットしなければ、もしかしてのちの横溝ブームは来なかった・・・のかもしれません。ですから、いい機会なので、今回はこの映画版本陣殺人事件についてカタギの方に簡単に解説をしたいと思います。

 以前にも書いた記憶がありますが、この本陣殺人事件。原作の舞台は戦前にたいして、この映画では現代という設定になっております。といっても、あくまでも昭和五十年代のってお話ですけど。なぜそうなったのかはわかりませんが、もしかしたら予算の関係で、古い街並みや建物を使うことが難しかったのかもしれません。すいません、あくまでも100%混じりッケなしの私の想像です。で、それ故に金田一耕助も今風な出で立ちで登場します。
 金田一耕役は中尾彬氏。そう、あのネジネジ彬氏です。しかも彼がジーンズをはいて登場するという、なんでもかんでも原作至上主義の御仁からすると(そんな人いるのか?)、耳から液化した脳ミソが垂れてくるような風体で登場します。ただ、それを除けば原作にもかなり忠実な仕上がりですし、話を“おどろおどろしさ”“薄気味の悪さ”の表現という点に限定していうと、後発の角川ものよりずっと優れていると個人的には思います。とにかく暗いんですよ、この映画。
 私、この本陣殺人事件のDVDを持っているので、2年に一度くらいの頻度で段ボールから出して見たりしております。が!ぶっちゃけ、夜中に一人では見たくはないなって感じです。角川系もそれなりに暗いんですけど、監督の違いからなのか、なんか犯人に同情的というか、犯行に至るまでの犯人の悲哀みたいなものを見ている人に訴えてくるところがあります。お涙頂戴的とでもいいますか。でもこの本陣殺人事件にはそういうのがほとんどありません。徹頭徹尾暗いんです。気持ち悪いのです。あと異常に静かなんです。なぜ静かなのかっていうと、ほとんど音楽がないんですよ。オープニングのとこと、あと中間部分で♪因果は巡る〜♪ってひたすら気持ち悪いたテーマ曲が流れるくらい。でも、結果的にそのことがこの映画の個性を際立たさせていて、マニア的には“うふふ”なところであります。ちなみに音楽は『時をかける少女』の『大林宣彦』だって 。あれっ、この人って音楽家だったの?ってことでwikiで調べたんですけど、そのあたりの詳しい経過について書いてはなかったので、なぜ大林氏がってのは依然として不明です。


で、最後にどうまとめようかと思ってるんですけど・・・ ひとことで言うとですね。素人さんは手を出さない方がいい映画だと思います。はい、おしまい。






とにかく




故人のご冥福をお祈り申し上げます。合掌!
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またDSが・・・・・



  いよいよ買わなければならないのか・・・・





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これは古谷金田一版(1977)。


 今さら・・・という気もするが、先日、フジテレビ系列で放映された、“『悪魔の手毬唄』を見て”題して書いてみようかと思う。

 まずは全体を見ての感想から。結論。案外よかった。最初と最後を丁寧にやった分、中間部分はちょっとハショッた感じはあるが、どうしてもテレビドラマは時間的な制限が大きいわけで、この点は我慢しなければなるまい。
 また、今回のドラマ独自の解釈というか表現もあったが、これもまぁ許容範囲内。総合点としては80点以上をつけられると思う。
 では、以下にマニアからみた、カタギの方達には極めてどうでよい感想を書いてみるでふ。


 ちょっと映画のような感じがする映像は○。ロケ地も、高原っぽくってヤケに清清しい感じがするのはちょっとアレだが、今の時代ロケ地を探すのも相当に大変だろうし、そう考えればあの場所でも全然OKである。ただ、亀の湯はもっと古くないと・・・もっともっと汚して欲しかった。その点は×。

 基本的には原作に忠実な点が○。ただし、由良家と仁礼家の確執が、ヤケにサラっと表現されてたなぁ。あんまりドロドロとした感じがしない点は×。

 いわゆる、『ゆかり御殿』が映像化されたのは初めてだと思う。その点は○だが、その建物があまりにアジアチック、というよりは中華チックで、なんつうか相当なツッコミポイント。ヾ(^_^)
まっ、この点に関してはプラマイゼロか。

 仙人峠の『鬼首村』と書かれた標識の不自然さ。また村内の田んぼに立っている藁人形みたいな案山子。歌名雄(かなお)が歌う『青い山脈』のウザさ。またその歌声にかかるエコーもウザさ倍増。このあたりは全部×。

 それと、由良泰子が“おりん”さんに手を引かれ歩くシーン。あれはいけない!!!あり得ないでしょ、あんなの。たぶん、我輩と同じマニアの方々は、唖然として持っていた缶ビールを絶対にコタツ布団の上に落とし、奥さんにこっぴどく怒られたハズ。そのくらいダメ。要らん演出だ。

 あと配役についても書かせてもらうと、山田優の大空ゆかりってのはちょっとどうかと思うよ。彼女の役者としての資質がどうのこうのってことじゃあなくって、大空ゆかりって感じじゃあないんだよなぁ。だから×。
歌名雄役の平岡祐太クンも、なんか違うよなって。演技力はともかく、我輩は北公次の歌名雄が結構好きだ。よって、この人も×。しかし、なんといっても、



吾郎ちゃんの金田一耕助


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何度でも言わせてもらうが、これが一番のガンだと思う。一作目以降、1mmたりとも演技に進歩がない。相変わらず学芸会なみの稚拙な演技が、周りの好演を台無しにしている。×印三つを下賜しよう。
あと、これも言わせて欲しい。吾郎ちゃんに限らず、全体的に演技があまりに大袈裟で、見ていて萎える。これは一作目から続く悪しき伝統(?)だ。あれじゃあ、まるでコントだ。
演技が大袈裟であればあるほど、見ている方は萎えてしまうし、リアリティも感じなくなってしまうもんだ。「普通、そういうリアクションはしねぇだろう。」とかって。こちらも×三つ。



なんだ、結構×が多いなぁ。




忘れてた。リカ役のかたせ梨乃はいいです。○印三つ。演技云々じゃなくって、存在が好き。かたせ梨乃であればすべてよし!である。我輩のかなうはずもない儚い夢。それは・・・


かたせ梨乃

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いとうまいこ

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永作博美


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この三人と飲んでみたい!飲むだけでよい。誰かセッティングよろしく!以上。


 話を元に戻そう。本作は全体的には原作に忠実でなかなかの出来だったと思う。あんまり期待していなかったから、余計によく感じたってことでもあるが。
 いずれにしても、悪魔の手毬唄って、横溝正史の原作の中で、我輩が一番好きな作品だから、それをある程度、原作に忠実にやってくれるってのは、それだけでだけでありがたいってところはある。
そうそう、あともうひとつ○があった。仁科 亜季子(松方弘樹の元妻)が出演してたね。それって映画とドラマで、同じ作品に出たってことでしょ。あんまりないよね、そういうのって。そのあたりがマニアにはたまらない“ちょっといい話”でポイント高いっス。狙ったのかな?とにかく、もう稲垣クンには何も期待せず、次作を楽しみに待つことにしようと思う。 次回は・・・本陣殺人事件がいいなぁ・・・・・と大きな独り言を言って終わりにしようと思う。







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いよいよ、今日の夜に『悪魔の手毬唄』が放映される。↓

http://www.fujitv.co.jp/temari/index.html

フジテレビのこのシリーズ。第一作は結構よかったんだけど、回を重ねるごとにガッカリすることが多くなり、見ているだけでストレスが溜まるようになってしまった。
今回もたぶんツッコミどころ満載になってしまう可能性が高いので、まぁあんまり期待しないで見てみようと思う。


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 今日の朝、めざましテレビを見て知ったんだけど、フジテレビでまた稲垣金田一ものをやるんだって。
早速、フジテレビのHPをチェックしたところ、こういうこと↓らしい。


2004年にスタートした大ヒットドラマ、横溝正史原作・金田一耕助シリーズの第五弾『悪魔の手毬唄』の放送が来年新春に決定! 10月10日にクランクインした。主演はもちろん、稲垣吾郎。『悪魔が来りて笛を吹く』から2年、満を持して待望の新作に臨む。そして今作も演出は星護。重厚な映像美と独特の世界観で、横溝ワールドの魅力を存分に伝える。

 クランクイン当日、撮影現場で金田一耕助の扮装をした稲垣吾郎に話を聞いた。「2年もブランクがあったので、すんなり金田一になれるだろうかという不安もあったんですが、この衣装と帽子を身に付けて、星監督の顔を見たら、金田一耕助が自然と自分の体の中にしみこんできました」と話す。なじみのよれよれの着物につばの伸びきった帽子といったさえない外見も板につき、20代目金田一耕助としてのイメージがすっかり定着した。
 『悪魔の手毬唄』は、山陰の村に古くから伝わる手毬唄になぞらえたように起こる陰惨な連続殺人事件の謎を描く本格長編ミステリー。複雑に絡み合う人間関係と人々の秘めた思惑、そこに二十数年前の未解決の殺人事件が重なり、謎が謎を呼ぶ。「横溝作品ならではの、一度読むだけじゃわからないような非常にむずかしい脚本だと思いましたが、読めば読むほど、深みがあって。サスペンス、ホラーという部分では今回はすごく派手だと思いますし、それに加えて、すごく悲しく切なく、感動的なヒューマンドラマもあって、見応えのある作品になると思います」。そのホラー的要素の強い部分だが、「金田一シリーズって亡骸が発見されたときのシーンがそれぞれ見せ場というか。今回もかなり印象的なんで、監督がどんな演出で撮っていくのか楽しみにしています。すごく怖いと思いますよ。いままで映像化されたものとは違ったものになると思います」。恐ろしくも美しいその場面がまた伝説のシーンとなりそうだ。
 また共演には、平岡祐太、山田優、谷原章介、かたせ梨乃という豪華キャストが居並ぶ。「何作品もやらせていただいてるんですけど、毎回続けていけるエネルギーの元となるひとつに、キャストの方が変わることで、僕も新鮮な気持ちでできるっていうことがあるんですよね。毎回新しい作品にクランクインしたような気分、緊張感がありますし、みんな同じところからスタートできる。新しい一座に入っていくような感じで、今回も楽しみです」と、多彩な顔ぶれから受ける刺激を期待しているよう。
 これから1ヵ月間、金田一耕助として奔走する稲垣。「このシリーズが始まったときは歴代で一番若い金田一って言われてたんですが、僕も今年で35才。ぴったりはまってきたっていうか、等身大の自分で背伸びせずに演じられるようになってきたと思っているんです。年齢とともに新しい金田一を作り出していって、僕の役者人生が続く限りずっとやっていきたいなと思う作品です」と思い入れも格別。シリーズも5作目となり、ますます堂に入った演技で、横溝正史の世界を具現化する。緻密なストーリーを壮大なスケール感で描くエンタテイメント。新春にふさわしいスペシャルドラマだ。

<ものがたり>
 休養で山陰の村「鬼首(おにこべ)村」を訪れた金田一耕助(稲垣吾郎)。子供たちが歌いながら手毬をしているのどかな田園風景が広がるその村では、人気歌手の大空ゆかり(山田優)が帰郷するというので、青池歌名雄(平岡祐太)ら若者たちが沸いていた。
 金田一は「おしゃべりの庄屋」で通っている多々良放庵(麿赤兒)と温泉で語らった帰り道、峠で放庵の出奔していた妻・おりんを名乗る老婆とすれ違った。しかし翌日、逗留している温泉宿の女将・青池リカ(かたせ梨乃)から、おりんは既に亡くなっていたことを知らされる金田一…。その日、放庵の住まいを訪れた金田一が見たものは、血だまりとおりんからの手紙と、「お庄屋ごろし」の名を持つ毒草だけ―。放庵の姿は忽然と消えていた。そして、金田一は橘署長(小日向文世)から、23年前にまさしくこの場所で起こった殺人事件の顛末を聞く。迷宮入りとなったその事件は、リカとその夫・源治郎(谷原章介)が巻き込まれた悲劇だったが…!?

<稲垣吾郎主演・金田一耕助シリーズ>
『犬神家の一族』 2004年4月3日(土)放送
『八つ墓村』 2004年10月1日(金)放送
『女王蜂』 2006年1月6日(金)放送
『悪魔が来りて笛を吹く』 2007年1月5日(金)放送

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<概要>
<キャスト>
金田一耕助 … 稲垣吾郎
青池歌名雄 … 平岡祐太
大空ゆかり … 山田 優
多々良放庵 … 麿 赤兒
横溝正史 … 小日向文世
橘署長 … 塩見三省
青池源治郎 … 谷原章介
青池リカ … かたせ梨乃
ほか
<スタッフ>
原作
横溝正史
脚本
佐藤嗣麻子
脚本協力
小川智子
企画
現王園佳正
保原賢一郎
後藤博幸
プロデューサー
稲田秀樹
川上一夫
演出
星 護
制作
フジテレビ
共同テレビ




正直言って、吾郎ちゃんって小学校の学芸会レベルの大根だし、前回の『悪魔が来たりて笛を吹く』がかなりのガッカリ作品だったので、“あまり期待をしないで”ってスタンスで見てみようと思う。
でもさ・・・


こんな縁起でもない作品を

    また正月にやるつもりなの?