特濃 オヤジの素

♪飲ませてください もぉ少しィ~♪
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旅はいい。帰ってくると「やっぱり家が一番ね。」ってことになるんだけど、結局そうとわかっていても、“何か”を求めて旅に出てしまう。
 国内の名所旧跡を巡る旅もいい。特に京都・奈良といった古都は、日本人の奥底にあるものを呼び起こされる気がする。



が!である。



これは日本国内はもちろん、私以上に何度も海外へ行っている神●氏の言葉なんだけど、


「結局ですねぇ、日本の国内って、何処へ行ってもそう大きくは変わらないんですよ。だけど、海外は見るものや聞くものが日本と全然違うから、とても新鮮で、仕事の事とか完全に忘れて、凄くリラックスできるんスよ。」と。

なるほど。けだし名言であると思う。


 てなわけで、何処でもいいから無性に海外に行きたくなっていた今日この頃の、去る5月5日。チビッコの日。
久々に前の職場の同期の二人と静岡の居酒屋でトゥギャザーした。そっちの業界から足を洗って(?)はや5年。いや~、大変そうだわ、あっちはあっちで。
 転職して正解だったかどうかなんて、あと何十年か経ってみないと結論は出ないと思うんだけど、とりあえず今の時点では正解だったと思う。いろいろと失うものも多かったけど。まっ、そんな私のブルージーンズメモリーはどうでもよい。


閑話休題


そのサミット(飲み会)で、みんなで海外に行きたいネって話になって、じゃあ何処へ行こうか、いつ頃行くかとしばし鼎談・・・決まりました。行き先は




タイ・バンコク!


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すんまへん、なんのヒネリもなくって・・・

 もしかすると、参加できないメンバーが出て来るかもしれない。それでもいい。例えその時分、タイが雨季であったとしても・・・バンコクが14万8千光年離れたイスカンダル星より遠い場所であったとしても・・・西から昇ったお日様が東に沈んだとしても・・・我輩は行く。必ず行く。最悪一人でも行く!もう120%行く!それが正しい大和男児ってもんだ。


とでも宣言しとかないと、もしかしてくじけてしまうかもしれないから。でも、実を言うと、先のことだからどうなることやらわからないんだよね・・・







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 まっ、そんなこんなで我々の『おとぼけタイ旅行』は全日程を終了し、無事(?)日本に帰って来たのである。ちょっとキザな言い方をするならば日本に帰って来たというより、いろいろと煩しい現実の世界に戻ってきたというべきか。
いろいろドタバタはあったけれど、とにもかくにも元気に帰国できたことですべてよしとしたい。あれから約20日・・・早いものである。なんかタイに行っていたことが夢の中の出来事みたいに感じられる。
 んでまぁ、今回は『おとぼけタイ旅行』の中で書き漏らしたことや、旅行中に感じたことを雑感というか総括みたいな感じで書いてみたいと思う。
 あっ、そうそう。その前にひとつことわっておきたい。今まで、例えばチャオプラヤー川をデッカいドブ川だとか、チャイナタウンがこ汚いスラム街だとか、etc...ともするとバンコクについてネガティブな表現が散見され、「お前はタイが嫌いなんじゃない?だったら二度も行くなよ、このチ●カス野郎!」って思われた貴兄、しばし待たれよ。それは早計というものである。それって、例えていうなら、出来の悪い中学生が好きな女の子に意地悪しちゃうみたいな、ホントはスゲ~好きなのに友達の前では「あんなブス・・・」とか言ってしまうみたいな、そんな青春ing的な愛情表現なのである。
私、体こそ尿酸値が日々増加し、辛いものを食べるとお尻がピ~ンチになる中年街道驀進中の昨今ではあるが、頭の中は完全にティーンエイジャーで、好きな気持ちを素直に表現できない、そんなウブな案外チェリーボーイなんでしゅ。というそんな前提で今後このブログをご覧いただくといいかなぁ~なんて。では本題に入ろうかのう。


感じたこと
その1  便器の位置が高い

あのね、バンコクの街中ってさぁ、白人が凄く多いんだよね、パッポンとかカオサンとか特に。そういうとこでトイレに入るでしょ、小の方にね・・・でもね、そういうとこは便器が白人使用で位置が高いのよ。日本にいるとあんまり感じないんだけど、やっぱり何世代にも渡って肉食人種だった南蛮の方たちと比べると・・・やっぱり農耕民族の日本人ってチビだわ。神●氏はともかく、私と小野●氏が一緒にいると往年のヤマハブラザーズこと“山本小鉄&星野勘太郎”みたいなんだもん。それはどうでもいいんだけど、トイレに入って“小”の方をしようと思うでしょ。そうすると便器の位置が高くて“しずらい”のよ、マジで。へタすりゃ爪先立ちッスよ。足がつる・・・・みたいな。
逆に言えば日本に来た南蛮の方は“低くてやりにくい”ってことなんだろうけど・・・。まぁ、こんなことを書いあるガイドブックはまずないであろうと思い、一発目から下品な話ではあるが書かせていただいた次第である。

その2  世界のトヨタを実感

街中を走っている車の90%以上はトヨタ車じゃない?タクシーなんかはほぼ100%カローラ。普通の乗用車もほとんどトヨタ。たぶん現地のノックダウン生産だとは思われるが・・・台湾でもそうだった。サイパンでも。トヨタこそが世界初のグローバルな自動車メーカーだって言う人がいたけど納得。


その3  何やってんの?
バンコクの往来でね、ハンディーなカラオケの機械を地面において、車のバッテリーかなんかで電源を取って演歌のような民謡のような、微妙にダル~~~い曲を流して、それに合わせて歌っている奴・・・何人か見た。到底プロとは思えない。あれはいったい何?趣味?大道芸人?それともある種の乞●?


その4  チャイナタウンのコンビニの前で・・・

コンビニの前にテーブルを出してなにやら携帯をばらしているヤツがいた。商売をしているらしいんだけど・・・。改造しているっていうか。何やってんのアンタ?シャッター音を消してんの?謎だ・・・


その5  緑茶じゃないジャン・・・

バンコクに着いたその日。コンビに買い物に行った。のどが渇いていたので何かいい飲み物はないかと冷蔵庫を物色。「タイのジュース類は異常に甘い。」というアルジャジーラからの信頼できる情報を入手していた私は、“おいしい”と書かれていた緑茶のペットボトルに目がいって、見た目がなんとなく●藤園のそれっぽいという理由で購入。一口飲んで・・・

「ん?」

これってジャスミン茶ジャン!次の日違うメーカーの“日式”の緑茶を買った。またもやジャスミン茶であった。しかも砂糖入り。辛い・・・・タイで緑茶っぽいお茶のペットボトルをみかけたらジャスミン茶と思ったほうがいいらしい。


以上。


それと番外編 ノースウエスト航空に物申す
各席に付いている暇つぶし用の液晶テレビ。“映画を見たり、音楽を聴いたり、現在位置を確認できたりって言う便利なもの”のはずなんだけど、私の場合、行き帰りの両方壊れてました。神●氏のも小野●氏のも・・・暇つぶしのはずがイライラが募るばかりだった。金がないのかなぁ~。とはいうものの要改善項目ではある。ノースウエストさんよろしくメカドック!


もしかしたらまたなんか思い浮かぶことがあるかもしれないけど、一応これで私のタイ旅行について一旦終了させたいただきたいと思う。次は・・・そうだね、買ったばかりの私の愛車、“ルノー トウィンゴ”のその後について書いてみようかな。それじゃ皆さん、チャオ!
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そんなわけでナイトバザールに行ったのだ。
そうそう、その前にひとつ訂正。前回の水上バスの件で、バスが停まるとこを『停留所』って書いたんだけど、よく考えたらこの場合『船着き場』って普通言うんだよね。訂正します。すんまへん、日本語“ちょっぴり”なんで。
 話を元に戻そう。ナイトバザールには地下鉄一本で行ける。っていうか、バンコクの場合、地下鉄は一本しかない。ホテルから10分くらい。ルンピニーで下車。場所的にはパッポンからいくらも離れていないだけど雰囲気はかなり違う。ゆっくり買い物をするんならパッポンよりこちらの方がはるかにいいと思う。多分スリもパッポンよりは少ないと思う。
 で、日本式にいうと、たたみ2~3畳くらいのプチ系な店が佃煮のごとく集まっていて、ゆっくりみたらそれこそ1日以上はかかるんじゃないの?っていうくらい広い。どういう店が多いかっていうと、衣料品、雑貨、アクセサリー、偽ROLEX、まぁそんなとこ。B級雑貨の宝庫。
 ここって、地元の連中にも人気があるって聞いたんだけど、私が思ったのは、ある意味観光客のお土産専門に特化したマーケットなんじゃないかと。そのことはここに両替所があることからも明らか。そこそこ安く買い物ができるし、きれいだし、無料の公衆トイレはあるしで私的にはお奨めのスポットだね。
 それでね、ここにはレストランもあるって書こうとして思い出したことがある。ちょっとこ洒落たオープンカフェっぽい店に入って夕食でも食べようってことになったのね。三人がそれぞれ食べたいものを注文して、ビールを飲みながらそれらが来るのを待っていたわけ。最初に私の頼んだチャーハンが来た。「先に食べてていいよ。」って言われたんで遠慮なくムシャムシャ食べてたんだけど、私が食べ終わってもまだ二人のものが来ない。しばらく待ったがまったく来ない。さっき注文を取りに来たメイド…じゃない、ウエイトレスに「Too late!」テーブルをコツコツ指で叩きながら文句をたれる私。タイで私は妙に強気である。そんでそいつは厨房の方へ行った。もうこれで大丈夫だろう、そう思った私が甘かった。その後も次々に新しい客が来て、彼らの前にはちゃんと食べ物が出てくるのに我々にはいっこうに来ない。その間何度も我々の前を通り過ぎて行くさっきのウエイトレス。「もう出よう。」ということになり、そいつを呼んで「キャンセル!!!」って言ってやった。日本だったら主任さんみたいな人が出て来て、「申し訳ございません。●×△□はサービスさせてもらいます。」とか言うんだろうけど、タイ人がそんなことするワケがない。ちゃんと食べた分を請求された。
「てめぇ…」わかった!お前ら『て●みくらぶ』の回し者だな。そうとわかったらテーブルの上にウ●コしちゃうぞ、この野郎!みたいな…そんな爽やかなアメリカンジョーク。
 話は変わるけど、ここにはかなりでっかいビアガーデンがあって、どのくらいデカいかっていうと、そうねぇ…サッカーのグラウンドくらいあるのよマジで。ビアガーデンとはいうものの屋根があるから少々の雨なら大丈夫。ホールの端にはステージがあってダンスやらバンドの生演奏とかやってるんだけど、はっきりいって我々の位置からでは何をやってんのかよくわからん。ここでタイ最後の夜を冷たいビールでまったりと過ごしホテルに帰ったのであります。
 考えてみたら、バンコク滞在中、我々のそばにはいつもビールがあった。小野●氏なんか痛風だったはずなんだけどねぇ。そんなプリン体のかたまりみたいなものばっかり飲んでて大丈夫?って聞いたら「薬を飲んでればOK。」だって。大丈夫らしい・・・で、ふと気が付いたんだけどね、我々って結局日本でもタイでも飲んでるだけなんじゃないかって。飲む場所が違うだけっていう・・・。 まぁ翌日っていうかその日の夜中っていうか、とにかくAM3時にはホテルにバスが迎えに来て6時の飛行機に乗るって言うんでその日はもう速攻で寝ました、我々。
 で、2時に起きて支度して、3時にバスに乗って、6時の飛行機に乗ったんだけど、ここでひとつ注意が必要なことがあって、出国税を取られるんだよね。確か500バーツだったんじゃないかな。だから、持ち金を全部日本円にしちゃうと後でまた両替しなけりゃならない。ここ大事です、アンダーライン引いとくように。タイ出国の際、ポッケの中に500バーツをお忘れなく。
 あとね、出国審査を終わってヒマだからデューティーフリーかなんかをプラプラしていた時、ポケットに手を突っ込んだら140バーツが出てきた。よし、これでなんか買おうって思ったんだけど、でも「そういえばバンコクでのタクシー代とか会計関係がかなりアバウトになっていて、割り勘を払っていないところもあったような、そうでもないような・・・」。じゃあこのお金をみんなのために使おうと思って、そばにある売店に入った。

「高い・・・」

 水が欲しいなぁと思って冷蔵庫を見たらミネラルウオーターがなんと50バーツ。50バーツッスよ、50バーツ。あっ、ヤバ!またタイ・ケチケチ症候群の発作が・・・50×3(人)=150(バーツ) 買えないジャン。と思っていたら神●氏がポッケをゴソゴソ。あった10バーツ・・・っていうか貧乏臭ぇ~。お陰で買えました。
 みなさん、ドムアン空港でのお買い物はやめた方がいいです。はっきりいってスンゴク高いです。事前に必要なものは街中のコンビにかなんかで買っておくことが肝用かと心得まする。まぁたいした金額じゃないないと言われればそれまでなんスけど。いかん、また発作が・・・・

 そんなこんなで飛行機に乗り無事成田着。上野まで京成線に乗り、そこで解散。その後、神●氏はなぜか上越新幹線に乗り、小野●氏は東海道新幹線で地元へ。かく言う私は正月のアメ横をブラブラとさ迷い歩き、無性にラーメンが恋しくなり、ビールととんこつラーメンを堪能したのはいいが、なんか飲み足りなくて近くの居酒屋へ吸い込まれるように・・・って何やってんだろうオレ。

(おわり)

にしようかと思ったけど、次回は今回の旅行で感じたいろんなこと雑感っていうような内容で書いてみようかと思ってます。皆さんもう少しお付き合いのほどを何卒よろしゅう。
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さて、いよいよタイ最終日。去年もそうだったんだけど、よく考えたら我々は『観光』ってものを全然していなかったのである。
今回の旅行のテーマとして『可能な限りダラダラ、可能な限りビールをグビグビ、可能な限りマッサージでモ~ミモミ  幹事さん大助かり系なっとくの癒しプラン』ってことを掲げていたので当然といえば当然なんだけれど、まぁ一ヵ所くらいベタベタな観光地を見物するのもオツなんじゃないかってことになって、ワットプラケオってところに行った。ここについて詳しく知りたかったらは以下のURLをクリックしたまえ。
http://www.ab-road.net/ab/sight/000625.shtml
 まぁ、日本で言えば京都御所+東大寺ってとこか。おまけにこのあたりには官公庁も集まっているらしく、京都御所+東大寺+霞ヶ関みたいな場所とも言える。従って他の混沌としたバンコクの風景とはまったく違った、整然としていて非常に落ち着きのある場所だったね。ある意味来る途中通過したチャイナタウンとは対極にある場所で、例えて言うと現世と極楽浄土くらいの違いを感じたよ。
 いったいどこまで続くのかね、っていうような長~くて白い壁の途中の門から中に入ると、そこはもう金箔の嵐、そうでないところは原色の嵐。目がチカチカする・・・いやぁ~でも驚いたね。日本いる時、ガイドブックかなんかで写真を見たことはあるんだけど、正直たいしたことはないと思っていた。こちとら日本で東大寺、興福寺、薬師寺、唐招提寺、仁和寺等々・・・いろいろ見てきたからね。でもね、これはこれで凄いわ。見た目のインパクトは相当である。
 わかりやすく言うと、日本の寺を『世界の荒鷲 坂口征二』のアトミックドロップとすると、こちらのそれは『東洋の神秘 グレートカブキ』の毒霧殺法みたいなインパクト。白人の観光客がたくさんいて写真をバシバシ撮っていたけど、なんかわかるような気がする。
 そんでね、中にエメラルド仏寺院っていうところがあってその中はスンゴク混んでたわけ。ラッシュ時の通勤電車みたいな感じで。んで、私は気が付かなかったんだけど、その中でまたも荷物をスラれた日本人がいたらしい。いやもう日本人は完全なカモだね、よく言われていることけど。我々の行動しているかなり限られた範囲内ですらこれだけスリ事件が発生してるんだから、タイ全土で日本人観光客の被害者はいったいどれだけいるのであろうか。
 参考になるかどうはわからないけど、私自身は出かけるときに自衛策として、財布、パスポート、帰りの航空券、カード等貴重品は常にホテルのセーフティボックスに預けていた。で、ズボンのポケットに1000~1500バーツくらいを直に放り込み、予備として別のポッケに5000円くらいを持ち歩くわけ。日本円にして10000円弱。でもこれだけでもタイでは相当な金額である。突発的に何か買いたくなってもこれだけあればたいていのものは買える。あと両替はレートが悪いと知っていながら、なるべく他人の目にふれないようホテルでやってもらった。ショルダーバックだからウエストバックだからっていう油断もノンノン!だね。
 おっと話が横道にそれちまった。ワットプラケオを堪能したあと、歩いて行けるってことで再びカオサンへ。でも結構歩いたね、暑かったし疲れた・・・ということで、すかさずマッサージ。終わる頃にはちょうどお昼。今回もオープンカフェでちょっぴりアンニュイな雰囲気に包まれつつこじゃれた昼食。で、ここで神●氏から提案。

「水上バスに乗ろう!」である。

なんでもカオサンからホテルのそばまで行く水上バスがあるらしい。面白そうなので私も小野●氏も賛成。カオサンの「誰に教えてもらったの?」っていうような裏通りを抜けて10分くらいかな、あったよそれらしき停留所が。しばらく待ってたら水上バスが来た。混んでる・・・・大きさは日本の屋形船くらいであろうか。前方にイス席があるんだけどそこは満席。後ろの方はみんな立ってるんだけどそこもほぼいっぱい。水草の浮く汚ねぇ~チャオプラヤーっていうでっかいドブ川をやる気なさそうにフニャ~って船は出て行く。でも乗ったはいいけど運賃はいくらなの?タダ・・・なわけないか。とか思っていたら昔のバスガイドみたいな格好をしたお姉ちゃんが首から.バッグを抱えて(遺骨を抱えるようなスタイル)で集金にやってきた。「いくら払えばいいんだろう。」って思って前のヤツを見ていたら20バーツを払っている。なんだかよくわからないが私も真似して20バーツを払う。行く先も言ってないのに切手みたいな乗船券とおつりをくれた。小野●氏も私にならった。とりあえずこれでいいらしい。で、落ち着いて周りを見ると白人と現地の連中ばっかり。日本人はいないようである。
 15分ほど乗ったであろうか、目的の停留所で降りようと出口に急ぐ。船が岸壁に付いたので下りようとしたのだけれど、どうやら我々のアピールが足りなかったのであろう、そのまんま船は出発してしまった。アピール不足・・・日本人の悲しい性である。仕方なく次の停留所で降り、タクシーでホテルに帰る。夜、ルンピニー公園のそばにある『スワンルン・ナイトマーケット』に行くことを決めそれまで自由時間。私はホテルでオイルマッサージをやってもらう。600バーツ・・・高い!!!!!って良く考えたら1800円。日本でやってもらうよりははるかに安いのだけど、私、タイに来ると変なスイッチが入ってしまい100バーツ以上のものは自動的に「高い!」と思ってしまう。(マッサージは除く)神●氏に言わせると「佐●さんはタイに来ると妙にケチになるんだよね、っていうかお金の使い方が変。」だって。まぁ否定はしないけどさ。でも600バーツは高すぎだろうって。
ホテルでそれぞれまったりとした時間を過ごし、夕方、ナイトマーケットへGO!である。これには地下鉄を利用したね。『バンコクセンターホテル』は地下鉄の駅もすぐ目の前でとっても便利。このホテルにして正解だった。『スワンルン・ナイトマーケット』も地下鉄『ルンピニー』駅のすぐそばだから地下鉄一本で行ける。あ~楽チン。


とここまで書いてかなり疲れたからつづきはまた今度にしとうございます。次もモアベターよん。
パッポン


(前回からのつづき)
 そんなわけでパッポンに突入したわけである。パッポンってなんズラ?って人もいるかもしれないんでちょっと解説。日本でいえば…新宿・歌舞伎町をコンパクトにして物売りの屋台を増やしたって感じのとこ。新宿+アメ横―中田商店=ハードゲイみたいな感じでもある。食欲・物欲・性欲に直結した街。ネオンがギラギラ、音楽がガンガン、オカマがナヨナヨ的な街である。誤解があるとまずいんで予め言っておきたいんだけど、我々はゲイじゃありません。それと現地では男も女も買ってません。念のため…
 それはともかく、買い物&見物とかしてたら小野●氏が「両替したい。」っていうのよ。便利なもので、パッポンでは夜でも両替をやっている。で、両替がすんでしばらく歩いていると、一番後ろを歩いていた小野●氏が青い顔をしている。

「スラれた…。」

 小野●氏によると、彼は財布をちっちゃなショルダーバッグに入れていたらしい。ただしバッグはお尻の方へ向けていた模様。どうもそれがまずかったみたい。ちなみに財布の中身は現金とクレジットカード及びキャッシュカード。両替をしているところを見られていたのであろう、雑踏の中で三人に囲まれて、ふと気が付くとやられてしまった。やばいと思い一人に詰め寄るも、ヤツはしらを切るばかりで、その間に他の二人は逃げてしまったとのこと。多分、そういう役割分担になっているのであろう。
 でまぁ、キャッシュカードは日本国内専用だから大丈夫。んで、現金は諦めるにしても、問題はクレジットカードである。それで『お買い物』をされたらえらいこっちゃだし、キャッシングなんかされたら目も当てられない。
 こんな経験は全員が初めてだったんで正直困ったんだけど、とにかく日本で普通そうするように、とりあえず警察に行くことにした。

(警察署内)
事情を説明する小野●氏。担当の警察官が書類にタイ語でスラスラ書き込んでいる。こっちはこれでよし!ってことで私と神●氏でカード会社へなんとか連絡をしなければいけない。持っていたパンフレットの中から、『カードの紛失・盗難・24時間日本語スタッフ』の文字を見つけ、警察にあった公衆電話から神●氏がTEL。「これでなんとかなりそうだわい。」とたかをくくっていると、どうも神●氏の様子がおかしい。で、ついにヤツは言った。

神●氏「Can you speak Japanese?」

私「えっ?」

神●氏「No!だって…」

 話を作っていると思うかもしれない。でもこの話マジなんス。さて困ったぞ。そしたら、たまたま同じ警察に、やっぱり盗難被害にあった日本人の家族のかたがいて、カード会社の日本国内での電話番号、そしてそこへ国際電話をかけること、国際電話は警察の向えにセブンイレブンがあるからそこでカードを買って黄色の電話を使う等々・・・とても親切に教えてくれた。かたじけない・・・
 速攻でセブンイレブンに走る我々。カードを300バーツで買って、即TEL。通じた!当たり前ではあるがなんかもの凄く感動した。

「カードをスラれたんで使用停止のコードを立てて欲しいんスけど。住所は……云々」とさりげなく業界用語駆使する小野●氏。でね、カード会社の人曰く、「キャッシングを3回しようとしたが、暗証番号が違うため失敗したもよう」だって。お~コワ。でまぁ、こちらの手続きも完了。警察で証明書みたいなものをもらってとりあえず安心してホテルへ帰る我々。最悪の事態だけはなんとか避けられた。よかった・・・でもね、その証明書なんだけど、後で小野●氏に聞いたらほとんど言葉は通じていなかったらしい。アラ不思議!それでも書類はどんどん出来上がっていく。電話の件といい、書類の件といい実にタイらしいファンキーな一件ではある。
 それにつけても警察でお世話になったあのご家族・・・多分見てないとは思うけど、この場を借りて声を大にして言いたい。「本当にありがとうございました。」なにも御礼が出来なくて、その点本当に申し訳ありませんでしたと。

 「あ~、疲れた。」様々な思いを胸にホテルのベッドでゴロ~ンって横になるおとぼけ三人衆。そんなときである。小野●氏が一言。

「じゃ、反省会ということで・・・」

手にはコンビニで買った缶ビールがあったことは言うまでもない、しかもデッカイやつ。懲りてないのかなこの人・・・でも、あまり雰囲気が暗くならないように気を使ってくれたんだろうね。その点、深謝!!!


まだまだつづく